「ビリギャル」で知られるベストセラー書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴/アスキー・メディアワークス)のパロディ本『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に入学した話』(坪井貴信/上海電波有限公司)に対し、東京地裁は26日、「類似性が極めて高い」として、原告が訴えていた販売差し止めの仮処分申請を認めた。 『ビリギャル』は中学入学以来全く勉強をしなくなった偏差値30の私立高校2年生・さやかが塾講師・坪田と出会うことで学習意欲に目覚め、1年半で慶應大学SFC総合政策学部に合格するという物語。受験ノウハウ本としてだけではなく、一人の少女のサクセスストーリーとしても注目を集めた。今月1日からは「ビリギャル」のタイトルで映画公開もされている。 今回販売差し止め命令を受けた上海電波有限公司の『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学