「市場を開拓する」という行為は、大都市にいなければできないことなのだろうか。 確かに、首都圏とそれ以外の地方都市とではインフラストラクチャーの質が違う。隅々にまで地下鉄が行き渡っている東京都内と、1時間に2、3本しかバスが来ない地域とは利便性に大きな差がある。 【写真】地方在住の伝説のナイフ職人に聞く「モノの売り方」 だが、見方を変えれば「首都圏に拠点を置かない」ということ自体が付加価値になるのではないか。 ■岐阜県関市の世界的ナイフマイスター アウトドア用品としてのナイフは、世界中に愛好家がいる。 この世界の「大御所」といえば、ロバート・ウォルドーフ・ラブレスという人物だ。ステンレス鋼をナイフ素材に用いた最初の職人でもあるが、アーネスト・ヘミングウェイを始めとする各国の著名冒険家がラブレスのナイフを愛用した。 だが、ラブレスはすでに故人である。存命の人物で「世界最高峰のナイフ職人」と呼ば
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