4月29日~5月4日にパリで開催されたIPBES総会で、生物多様性などに関する初の地球規模報告書が承認された=IPBES事務局提供 世界中の専門家が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)は6日、陸地の75%が人間活動で大幅改変され、約100万種の動植物が絶滅危機にあるとの報告書を公表した。現在の絶滅速度は、過去1000万年間の平均に比べて10~100倍以上で、さらに加速しているという。 同組織は生物多様性や自然の恵みなどを科学的に評価しており、初めて地球規模の現状や将来予測をまとめた。