ペットを飼っているみなさん、「うちの子は、熱中症は大丈夫だ!」と思っていませんか。 仕事を終えて帰宅したら、吐いたあとがあって元気がないとか、ぐったりしていているときは、実は熱中症かもしれません。「ただいま」とドアを開けたとき、犬や猫は迎えてに来ているか、視線が合うか、室内に排泄物が多量にないかなどを毎日、チェックしてくださいね。 今回は犬や猫の熱中症の症状やその対策について解説します。 犬や猫の熱中症とは 犬や猫の体温は、38.5度前後です。それが、熱中症になると39.5度(41度という説もあります)以上に上がります。体温が上昇することで、臓器が機能しなくなり、最悪のケースですと心臓が上手く動かないこともあるのです。 犬や猫が汗だくで出迎えてくるという光景を見た人はいないと思います。彼らには、人間のように汗腺はなく、肉球に少し汗腺がある程度なので、見た目ではほとんど汗をかいているのがわか