睡眠を健康的に取るための指針について、厚生労働省は、世代ごとの注意点を盛り込んで11年ぶりに見直しました。 この中で65歳以上の高齢者に対しては、長時間眠ろうと寝床で長く過ごしすぎると不眠につながるおそれがあるため年齢にあった6時間程度の睡眠時間を心がけるよう呼びかけています。 厚生労働省は、11年前に睡眠の指針をまとめていますが、不眠に悩む人が多いことなどから、24日、開かれた専門家による検討会で世代ごとの注意点を盛り込んだ新たな指針をまとめした。 この中では、まず適切な睡眠時間について、▽10代前半までは8時間以上、▽25歳は、およそ7時間、▽45歳は、およそ6時間半、▽65歳は、およそ6時間と、個人差はあるものの年齢とともに短くなっていくとしています。 そのうえで、65歳以上の高齢者に対しては、長時間眠ろうと、必要以上に長い時間寝床に就いていると、寝つくまでの時間が延びたり夜中に目覚