ジェイアール西日本伊勢丹は10日、京都市下京区で運営する「ジェイアール京都伊勢丹」を新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、12日から5月6日まで臨時休業することを決めた。 京都府と京都市が10日午前、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域に京都府を追加するよう政府に要請すると発表したことを踏まえて決定した。 新型コロナの影響で、時短営業を行っていた。京都伊勢丹はJR京都駅ビル内で営業し、2月下旬に婦人雑貨や化粧品売り場の大型改装を終えたばかりだった。 年間約2300万人の来店客数は三越伊勢丹グループでは伊勢丹新宿本店に次いで2番目の多さを誇る。同グループでは緊急事態宣言を受け、首都圏の伊勢丹新宿本店や立川店、浦和店などが既に臨時休業している。