2012 年 10 月 9 日、私たちの最初のドキュメントがオンラインに登場しました。この 8 年間で 67 回以上の Firefox リリースのため 878 件の互換性情報を投稿してきましたが、このたびプロジェクトを終了することを決定しました。このような信じがたい旅ができたことを皆さんに感謝します! 何らかの形で少しでも皆さんのお役に立てたのではないかと思います。
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2012 年 10 月 9 日、私たちの最初のドキュメントがオンラインに登場しました。この 8 年間で 67 回以上の Firefox リリースのため 878 件の互換性情報を投稿してきましたが、このたびプロジェクトを終了することを決定しました。このような信じがたい旅ができたことを皆さんに感謝します! 何らかの形で少しでも皆さんのお役に立てたのではないかと思います。
リリース: Firefox 79 カテゴリー: DOM, HTML, プライバシー & セキュリティ 概要Firefox 79 以降、target="_blank" を伴った <a> や <area> 要素は、現行の HTML 仕様 に従い、rel 属性が設定されていない限り暗黙的に rel="noopener" を適用します。noopener リンクタイプは新たに開かれたウィンドウ内の window.opener を null とすることで、この DOM プロパティが信頼できない第三者のサイトによって悪用されるのを防ぎます。必要な場合は、rel="opener" を明示的に設定することで挙動を反転させられます。 Apple は 2019 年 3 月公開の Safari 12.1 で最初にこの変更を行いました。Firefox では、Firefox 65 以降の Nightly と早期 Be
Firefox 69 以降、ページ読み込み中に fetch() によって返された Promise は、空き時間が得られるか読み込みが完了するまで解決されなくなります。setTimeout() と XMLHttpRequest に対して最近行われた変更と同じく、この変更はページ読み込み速度の改善を意図したものですが、初期化コードが適切に設計されていない場合、予期せぬ競合状態が起きる可能性があります。あなたのサイトが該当する場合はテストを行うようにしてください。
window.localStorage は従来、ユーザーのプライバシー設定によって使用できない場合、具体的には Cookie が無効となっている際に SecurityError 例外を投げていました。Firefox 67 以降、このプロパティはそうした場合単に null となり、JavaScript に適切な try-catch 処理が書かれていないため一部のサイトが読み込まれない問題を解消します。 // なお、window.localStorage が null となる場合、 // これは引き続き TypeError を投げます window.localStorage.setItem(key, value); // そのため以下のように書く必要があります。 const storage = window.localStorage; if (storage) { // ストレージを使用 st
Firefox 66 以降、ページ読み込み中に window.setTimeout や window.setInterval メソッドで追加されたタイマーは低い優先度をつけられ、空き時間が得られるか読み込みが完了するまで先送りされるようになります。 この変更は Google Docs のような複雑なウェブアプリケーションのパフォーマンス向上を意図したものですが、初期化コードが適切に設計されていない場合、予期せぬ競合状態が起きる可能性があります。Best Buy のサイトで 1 件のリグレッションが報告され、後にサイト側で修正されましたが、Mozilla の開発者によれば、この問題はおそらくリソースアクセス順が変わったことが原因と思われます。 ウェブ上のタイマーはそれほど正確ではないということを忘れずにいましょう。ブラウザーのタブが背面にある場合など、様々な理由で 指定したよりも長く掛かる場
UI Events 仕様 や他のブラウザーの挙動に合わせるため、Firefox は、インプットメソッドエディター (IME) による変換中にも keydown、keyup 両イベントの発生を行うようにしました。IME ヘルパーアプリケーションは、中国、日本、韓国、台湾 (CJKT) の人たちによって文字入力欄に母国語のマルチバイト文字を入力するために使われます。 従来、例えば日本語で「絵」と入力したい場合、以下のようなイベントが発生していました。 keydown { isComposing: false, key: "e", keyCode: 69 } compositionstart { data: "" } compositionupdate { data: "え" } input { isComposing: true } compositionupdate { data: "絵"
Mozilla は Firefox 61 Beta と Developer Edition を公開しました。6 月下旬公開の最終版に備えて Firefox 61 互換性情報 を確認してください。 ブラウザーのキーボードイベント処理に関して近々予定されている変更が 2 件あります。1 つ目 は東アジアのユーザーに対応しているアプリケーションに影響する潜在的な可能性を持ったものですが、2 つ目 については Google Docs など人気アプリケーションも正常に動作しなくなることが判明しています。ウェブ開発者の皆さんには、これらを確認して、プレリリース版 のいずれかで新たな挙動をテストするよう強く推奨します。 もうひとつ注目すべき変更 は online、offline イベントに関するもので、これらは今後 document 上で発生しなくなります。MDN 上の関連記事を含め、一部のコードサンプ
Firefox 61 以降、window、document、document.body 上の touchstart および touchmove イベントリスナーは標準でパッシブ (無抵抗) として扱われます。つまり、addEventListener の passive オプションを明示的に false に設定しない限り、それらのイベントは preventDefault() を使ってキャンセルできなくなります。 このスクロール介入は、Google Developers サイトの記事 で説明されている通り、モバイル端末上でのスクロールパフォーマンス向上を目的としたものです。2017 年 1 月公開の Chrome 56 が既にこの新しい挙動を採用していることから、互換性リスクは低いはずです。 更新: Firefox 70 で同様の変更が ontouchstart と ontouchmove イ
Mozilla は、他の複数のブラウザーベンダーとともに、Symantec によって発行されたすべての TLS サーバー証明書への信頼を無効化する決定を下しました。これは、広範な調査 と議論を通じて発見された不適切な認証局運営に起因するものです。Firefox の 今後の信頼無効化措置 は Google Chrome と歩調を合わせており、GeoTrust、RapidSSL、Thawte、Verisign といったすべての Symantec ブランドに適用されます。 2018 年 5 月 9 日公開の Firefox 60 では、2016 年 6 月より前に発行された Symantec 証明書を使ったサイトに対して「安全でない接続」のエラーページが表示されます 2018 年 10 月 16 日公開の Firefox 63 では、Symantec のすべてのルート証明書が削除され、発行日に関
Mozilla は Firefox 51 Beta と 52 Developer Edition をそれぞれ 11 月 16 日と 21 日にリリースしました。このブログ記事はもっと早く投稿すべきでした。今週行われる Mozilla All Hands (当プロジェクトのマネージャー Kohei はボランティアとして参加します) やそれに続くホリデーシーズンのため、Firefox 51 は 1 月下旬まで公開されません。それはともかく、各バージョンのサイト互換性情報を見てみてください。 Firefox 51 サイト互換性情報 Firefox 52 サイト互換性情報 以下にいくつか重要なポイントをまとめました。 Firefox 51 の時点で、公開認証局から発行された SHA-1 証明書は受け入れられなくなります。Mozilla によれば、現在の SHA-1 使用率は 1% 以下ですがゼロで
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