国内外の著名ミュージシャンが舞台に立ち、音楽の「聖地」として愛されてきた複合施設「中野サンプラザ」(東京都中野区)が2日閉館し、半世紀の歴史に幕を閉じた。 JR中野駅北側にそびえる三角形の外観が特徴的な20階建てのビル。閉館後の式典では、施設名にちなんだ芸名のサンプラザ中野くんが「エンタメ業界を共に肩を組んで、駆け抜けてきたような気がしている。新しいサンプラザが開業するまで、サンプラザの名前は私が守っていく。長きにわたりありがとうございました」とあいさつした。
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サッカー強豪校の静岡県立藤枝東高校(藤枝市)が、「保護者の県内在住」を入学条件とする県教委の規定に反し、少なくとも14年以上、県外生徒をサッカー部員として受け入れていることが分かった。出願時に転居の意思を示す書類を受理しながら、実際は転居しないことを黙認していた。県外からの部員は学校近くの実質的な寮で生活するが、学校側は管理していない。県教委は事態を問題視し、他校でも同様の事例がないか実態解明に乗り出す。(塚田真裕) 本紙に規定違反を巡る情報提供があった。県教委によると、県内の高校を県外から受験できるのは、保護者と一緒に転居する場合と、隣接県の自宅からの通学(静岡県内の高校の方が近い場合)と、少なくとも2008年度以降の実施要領で規定。水産科がない他県から焼津水産高へ、過疎化対策による川根高校への入学も認められている。
日本学術会議の会員選考で、菅義偉首相が学術会議の新会員候補者のうち6名を任命しなかったことが批判を招いている。筆者は、2011年から17年まで同会議の会長を務めた。学術会議の活動を紹介しつつ、この問題を考えてみる。 微細なプラスチック片が分解されずに海に滞留し、摂取した魚、さらに人に害を及ぼすから、プラスチックの利用を大幅に削減しようというキャンペーンが、レジバッグ有料化やマイバッグ携帯につながった。このきっかけの1つは学術会議が海外の学術会議と手を携えて行った提唱であった。 学術会議は、大学や企業の研究者等の代表が学術の観点から社会や政府へ提言、国際協力を行う組織で、発足して72年になる。210人の会員と約2000人の連携会員が、専門分野や分野横断的なテーマについて審議する多数の検討委員会を組織している。身分は非常勤国家公務員で、会議出席の際に旅費や手当は支給されるが、会長を含めて給料や
静岡市で八日にあった大相撲春巡業「富士山静岡場所」で、力士が土俵上で子どもに稽古を付ける「ちびっこ相撲」に、毎年参加していた小学生の女児が参加できなかったことが分かった。主催者側に日本相撲協会から直前に「女の子は遠慮してほしい」と連絡があった。 富士山静岡場所は前身を含め二〇一三年から毎年開催。少なくとも昨年までの三年間は、ちびっこ相撲で女子児童が土俵に上がっていた。今年は静岡市と静岡県焼津市の相撲クラブの女児五人程度が参加する予定だった。 主催した実行委員会の幹部によると、静岡場所を担当する日本相撲協会の荒磯親方(元幕内玉飛鳥)から四日に電話があり、ちびっこ相撲に女児を参加させないよう要請された。ちびっこ相撲には結局、焼津市と静岡市の相撲クラブの男子のみ約二十人が参加した。 電話があった四日は、京都府舞鶴市での巡業で、土俵上であいさつをしていた多々見良三市長が突然倒れ、看護師の女性らが駆
ベストセラーの新書「日本会議の研究」によって名誉を傷つけられたとして、書籍内に登場する千葉県の七十代男性が、出版元の扶桑社に出版差し止めを求めた仮処分で、東京地裁(関述之(のぶゆき)裁判長)は六日、「真実でない部分があり損害も著しい」と判断し、差し止めを命じる決定をした。
15日午前7時40分ごろ、山梨県富士河口湖町の県道交差点で、同県笛吹市のコンビニ店員の女性(56)が雪の中に倒れているのを、通行人の男性が見つけ119番した。女性は病院に運ばれたが死亡が確認された。 山梨県警によると、死因は凍死とみられる。県警は、雪で車が立ち往生し、徒歩で帰宅途中に死亡したとみて、詳しい状況を調べている。 女性は14日午後10時過ぎ、勤務先の富士河口湖町船津のコンビニを車で出たあと、行方が分からなくなっていた。 気象庁によると、富士河口湖町では14日午後10時ごろ、92センチの積雪を記録していた。
【北京=白石徹】中国政府が「邪教」に指定するキリスト教系の新興宗教「全能神」が急速に信者を増やし、中国当局は対応に苦慮している。「巨大な赤い龍」(共産党のこと)を倒して新国家を樹立すると主張する全能神は、貧富の格差拡大を背景に勢力を伸ばしており、当局が対応を誤れば大きな社会不安を招く恐れもある。 中国政府関係者によると、全能神の信者は現在、百数十万人に上り、「組織の規則は非常に厳しく、内部管理も徹底している」という。信者は貧しい農民や農民工(出稼ぎ労働者)が多く、省レベルの指導者から県レベル、末端組織の指導者まで細分され、安徽省や陝西省など少なくとも全国二十二省・直轄市に広がっている。 全能神は脱退者を厳しく処罰する専門組織をもち、入会すると抜け出すのは難しい。中国当局が「一時は二百万人を超えていた」とする邪教指定の気功集団「法輪功」よりも強い組織力があり、映像や書籍を利用した宣伝も活発だ
鴨川の河川敷に放置された、放射性セシウムが検出された木材チップが入った土のう袋=滋賀県高島市(滋賀県提供) 滋賀県は17日、同県高島市安曇川町下小川の琵琶湖近くにある鴨川の河川敷などに木材チップ200~300トンが放置されているのが見つかったと発表した。 県の調査でチップからは、最大で1キログラム当たり3千ベクレルの放射性セシウムが検出された。水との接触の防止など特別な措置が必要な基準(8千ベクレル)は下回ったが、再利用可能な基準(100ベクレル)は上回った。県は「どこから持ち込まれたか調査中」としている。 県によると、チップは河川工事などに使う通路に敷かれていたほか、土のう袋77個にも入れられていた。4月下旬に付近の住民から情報提供があった。
スペインのサッカーの強豪クラブFCバルセロナの下部組織「カンテラ」に、東京都八王子市の市立南大沢小の五年生野島快王(かいき)君(11)が日本人で初めて入団する。代理人によると、すでに選手登録されており、来週中に現地に出発する。 カンテラはスペイン語で採掘場を意味し、各クラブの下部組織を指す。バルセロナは若手育成に定評があり、七月のワールドカップで優勝したスペイン代表の中心選手らも育った。年齢別にチームがあり、野島君は十一歳以下のチームに入る。 野島君は地元の南大沢FCに所属し、ポジションはフォワード(FW)。得意のドリブルでゴール前に切り込み、得点を奪うプレーが持ち味で、三月にはJリーグFC東京の十二歳以下の選抜クラスにも合格。昨年と今年、スペインの他のチームのサッカー教室に参加し、帰国後にバルセロナから入団の誘いがあった。 現地へは家族は同行せず、ホームステイする。競争は厳しいが、野島君
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