ニューヨーク市警の統計で、今年のアジア系への憎悪犯罪が激増していることが分かった/Drew Angerer/Getty Images (CNN) 米ニューヨーク市警は5日までに、市内で今年発生したアジア系住民らに対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の件数は昨年の該当の時期に比べ335%激増した、と最新の犯罪統計で報告した。 市の統計によると、アジア系住民らに対する憎悪犯罪は今年1月1日から5月31日までの間、87件に達し、前年同期の20件を大幅に上回っていた。 全米各地では今年、新型コロナウイルス禍などに伴いアジア系への憎悪犯罪が増加。米カリフォルニア州立大サンバーナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターは先月、米国の16の最大規模の都市や郡での発生件数は今年の第1四半期(1〜3月)に、前年同期比で164%急増していたと発表していた。 ニューヨーク市警の最新の犯罪統計によると、市内でのアジア系
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