3日、ソウル江南(カンナム)区庁駅近くで麻薬が入った飲料を生徒たちに渡した20代女性1人と40代男性1人。[写真 ソウル江南警察署] ソウル・江南(カンナム)の塾街麻薬飲料事件を捜査している警察が、犯罪組織の上層部逮捕に向けた総力戦に乗り出した。警察は今回の事件を「麻薬犯罪と振り込み詐欺犯罪が結合した新型犯罪」と規定し、麻薬犯罪捜査隊、金融犯罪捜査隊、サイバー・科学捜査課など63人を投入し中国滞在中の組織上層部逮捕のために捜査中だと明らかにした。 麻薬飲料の製造・流通は麻薬犯罪に分類されるが、中国から電話番号の変作過程を経て脅迫電話をかけてきたのは典型的な振り込み詐欺組織の行動だというのが警察の判断だ。 ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊(アン・ドンヒョン隊長)は17日、中間捜査結果のブリーフィングを開き、国内実行犯3人をソウル中央地検に送致したと発表した。送検された被疑者は原州(ウォンジュ)で麻