女子テニスの世界ランキング5位のビアンカ・アンドレースク(カナダ)は12日、自身のインスタグラムで、新型コロナウイルス感染拡大を理由に東京五輪の出場を辞退すると発表した。テニスでは男子のランキング3位ラファエル・ナダル(スペイン)ら上位選手の辞退が続いている。 アンドレースクは「幼いころからカナダ代表として五輪に出ることを夢見ていた。しかしパンデミック(世界的大流行)の状況を考えると、正しい決断だったと思っている」と記した。 21歳のアンドレースクは2019年の全米オープンで優勝。今年4月には新型コロナウイルスの検査で陽性になったことを明かしている。