ブックマーク / kokounobonjin.hatenablog.com (3)

  • 狂とてちん - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 09 狂とてちん 沢山の人が死に、その屍の上でワルツを踊る人々の、踏み鳴らす骨を砕く音がめっさジャジーに突き抜ける。さっきまで隣で笑い合っていた友の背中を、錆びきった刀で斬りつけて目指すは、骨山のてっぺん。いつの間にか着こなしていた甲冑の、甲冑らしく軋む音はもう聴こえん、そらつんぼの耳にはなんも届かん。 僕らは今日もスクリーンに映った自分をなんかようわからんもんと勘違いして、怨念をキュートに撒き散らす。思い知らす。 狂とてちん。狂とてちん。金に。名誉に。僕らはみんな狂とてちん。 瞑想にヨガにバドミントン。みんな同じでみんないい。リアルの刺激じゃものたんないけどネットで指摘もやめてほしい、口語の文章褒めてほしい、Amazon貼るから送ってな。それ記事これ記事あれも記事。些細なことでも全部記事。ほんとうのことがいいたいけれど、ほんとうのことがわからんへん。感謝感謝とりあ

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  • またひとりぼっちになった - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 05 またひとりぼっちになった ぼくが楽器を始めたのは、ぼくが音楽を聴くようになってから5年が経ってからだった。 高校生の頃、音もなく壊れたぼくの精神を救ってくれたのが70年代初期パンクだった。そしてぼくはそれを追うのではなく、まるで命を繋ぐ鮭のようにその大きな川を遡った。そこ道中で出会うロックンロールによって、ネガティヴの権化のようだったぼくは、いくらかポジティブな考え方が出来るようになっていく。キモオタと同じように黒いTシャツを着て、さらなる黒さ、さらなる深さを求め辿り着いた先がブルースであった。情弱で貧乏だった僕はインターネット通販のようなものも知らず、小銭を集めては、ブルースを買いに出かけた。ぼくの求めるブルースは君たちが通っているようなTSUTAYAみたいなお店には置いていなくて、社会にうまく混ざれず、取り残されたようなおっさんが自分の趣味のレコードをその

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  • 外で楽しむインドア - 孤高の凡人

    ここのところ来ならば隔週休みである筈の『土曜日』を奪われ、日曜日しか休みがない状態が続いている。日曜日が休みなだけマシじゃないかと、ブラックにお勤めの人々から石や生卵、火炎瓶が飛んできそうであるが、育メンの私に日曜日はない。夏休みに突入した娘、更に娘がずっと家にいることでストレスフルな嫁、彼女らが6日間溜めに溜めた『どっかいきたい』欲求が、私が6日間溜めに溜めたマッターホルンのような疲労の頂上に登り「やっほー!」と叫ぶので、私は鈴虫にすら劣る声でやっほと鳴くしかないのである。やっほやっほと泣くしかないのである。 日は夜勤の疲れが残り、疲労で風呂に入ることすらままならず、後頭部から室外犬のチャーミングな香りを放ちながら目を覚ました私に「川へ行って泳ぎたい」と、くりっくりのおめめでほざく彼女らを、ライトなバンに乗せ、BBQを楽しむDQNに毒づきながらハイウェイをランウェイ。川へと向かったの

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    Phenomenon
    Phenomenon 2016/07/25
    フミコフミオと併せて、『はてな軽薄体』と呼ぼう
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