2016 - 08 - 09 狂とてちん 沢山の人が死に、その屍の上でワルツを踊る人々の、踏み鳴らす骨を砕く音がめっさジャジーに突き抜ける。さっきまで隣で笑い合っていた友の背中を、錆びきった刀で斬りつけて目指すは、骨山のてっぺん。いつの間にか着こなしていた甲冑の、甲冑らしく軋む音はもう聴こえん、そらつんぼの耳にはなんも届かん。 僕らは今日もスクリーンに映った自分をなんかようわからんもんと勘違いして、怨念をキュートに撒き散らす。思い知らす。 狂とてちん。狂とてちん。金に。名誉に。僕らはみんな狂とてちん。 瞑想にヨガにバドミントン。みんな同じでみんないい。リアルの刺激じゃものたんないけどネットで指摘もやめてほしい、口語の文章褒めてほしい、Amazon貼るから送ってな。それ記事これ記事あれも記事。些細なことでも全部記事。ほんとうのことがいいたいけれど、ほんとうのことがわからんへん。感謝感謝とりあ