ブックマーク / teenssexandwarmode.hatenablog.com (3)

  • 山本寛作品が凄いのはすべての作品が処女作だから - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    WUG 新章 視聴フル 「WUG」の続編が別の監督の手にわたってしまい、前作と実質的に別物になってしまいました。白いグラデーションのレイヤーをかけた画面、ダンスはセルルック3DCGと、一言で言えば「ラブライブ」化。これ、初代が必死で差別化しようと避けてたデザインですね。それより新章で軌道修正しようとキャラデザが行き過ぎた結果サガノヘルマーみたいになってて怖いですよ。作品外の乱闘含めるとWUG!新章、ほんとサガノヘルマー作品みたい。精神に来る。 しかしこんな山寛監督にとって厳しいプロセスでも、逆に山寛の持つほんとうの作家性を際立たせることになっているように思えます。山寛作品でなによりも凄いことは、全ての作品が高校や大学に在学中の映研の学生の撮る処女作の映画の煌きを持っていることです。しかも皮肉なことに、常に大手商業アニメ業界と反発するゆえにその煌きが守られているのです。 すでに40代

    山本寛作品が凄いのはすべての作品が処女作だから - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • これは聴覚障がい者やいじめや恋愛の映画ではないよ。答えは水の中『聲の形』感想 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    聲の形 監督 山田尚子 知っての通り、10代そこそこの青春がなんの屈折もなく上手くいくことなんて希少ですよ。上手くいった青春ばかりがシネコンでは毎年映画にされるわけなんですけど、大多数の人にとってはそんなのありえないわけですからね。とりわけアニメの書き散らしなんて最悪で暇なことやってる類にいたっては、世間には希少とされる10代という期間の上手くいかなさの代償を膨大な映画音楽漫画やらで埋め尽くし、うそくさく上手くいった青春ばかりを描く有名俳優ばかりがでる映画に唾を吐き、一切観なくなるか、挫折や破綻ばかりを暴く呪いに満ちた青春映画に感情移入するようになるのです。 そして挫折や破綻を描く青春映画というのはほんとうに観終わった後とぼとぼ歩きながら家に帰るような体験です。挫折や破綻を美しく描くことは難しい。だが美しく描く可能性がある作品が現れました。それが『聲の形』です。 社会問題枠として障がい

    これは聴覚障がい者やいじめや恋愛の映画ではないよ。答えは水の中『聲の形』感想 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • 伊藤計劃「虐殺器官」「ハーモニー」アニメデザインは早くも地獄(ちょっと追記) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    虐殺器官&ハーモニー トレーラー 視聴フル また一つ現れました。すぐさまに熱し灰と石と化し積まれゆき、次なる瞬間に繋げるための礎です。 「ゼロ年代と呼ばれるものにろくなものはなかった、なるべく近づかないようにしようと思った」とどなたかが語っていましたし、実際ろくなものがないんですが、そんな中でも日SF小説で「虐殺器官」の完成度に関してはゼロ年代最高と呼ばれる俗な言い方に反論するものはそこまで見当たりません。すいません。適当言いました。探していないだけです。やっぱゼロ年代どうでもいい! しかしどうあれ、伊藤計劃は続く「ハーモニー」をリリースしたのちに急逝。驚異的な完成度の高い作品を生みだしながら、期待が高まる瞬間に亡くなってしまったことで必要以上なまでに彼の作品はある種の神格化が為されることは免れえませんでした。よく見かける伊藤計劃以後や以前という区分が文脈として正しいのか、はたまた出版

    伊藤計劃「虐殺器官」「ハーモニー」アニメデザインは早くも地獄(ちょっと追記) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
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