今でも販売されているロングセラーのボール型のチョコレート。 ほかに野球やバスケ、バレーボールなどのバリエーションがあったと思う。今回購入して食べてみて驚いたことが2点あった。ひとつは、チョコレートの質が、昔食べたものより遥かに良質であったこと。もうひとつは、中までチョコレートが詰まっていたこと。子供の頃に一個買いで食べたものは、粗悪な、所謂駄菓子的チョコレートであり、しかも中が空洞になっている上げ底的商品であった。業界が良心的になったせいか、チョコレートの相対的価値の下落のせいか。空洞でないボールチョコの充実感を感じながら、逆に寂しさをおぼえたのは、やはり遡及願望であろう。 KIKUさんのおたよりから抜粋です。 あと、ひとつ懐かしいのは、オリオン製菓の「ココアシガレット」ですね。これ口にくわえて、大人のまねをして、きどったものです。 ねえ。大人への憧れは、隠せないですよね。子供は。