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わが国のダムがどのような形で登場し、どのような役割を果たしてきたのかは、1月20日付の本紙に記したとおりである。それでは、こんなに役に立っているダムが国民に十分理解されているのかというと、残念ながらそうではない。なぜ、なかなか理解されないのであろうか。 理由の一つは、ダムによる洪水調節の効果が直接は目に見えないからである。現実に人々の目に触れるのはダムによる洪水調節が終わった後の姿だ。ダムによる効果は、それと、もしダムがなかったらどうなっていたのかという現実には起こらなかった事象との差として理解されるが、その一方は現実には起こらなかった仮想現実なのであるから、ダムの効果といってもなかなか実感としては湧かないのである。 堤防にも似たようなところはあるが、こちらの方は、堤防が切れて水浸しにならないまでも、目の前で川いっぱいに濁流が流れている。必ずしも想像力の豊かでない者でも、もし堤防がなければ
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2003年8月の後半に、高野山で「第34回部落解放・人権大学講座」という、人権に関連する様々なテーマを扱う規模の大きな催し物が開催された。 ここに記載するのは、8月21日に行なわれた藤田正(Beats21)の講座を整理したもの。当日は大きな体育館が満杯になるほどの盛況で、「竹田の子守唄」や放送禁止歌に関する関心の高さをうかがわせた(課題別講2 歴史・文化3「竹田の子守唄 名曲に隠された真実」)。 「竹田の子守唄」もそうですが、歌というのは非常に多面体です。ただ耳にして、いい歌だな〜と思う場合もあります。ビートルズのジョン・レノンの歌は、英語がわからなくても「すごいな」と思います。しかしその後、彼の伝記などを見ると、「ジョン・レノンの歌の多くは、彼の苦難の道から発酵したものなのだ」ということがわかってきます。「竹田の子守唄」もそういう歌です。 本日は、「竹田の子守唄」が持つそういった部分、名
竹田の子守唄 子守唄は三つに分類されるという。赤ん坊を寝かせる唄と遊ばせる唄、そして子守りをする娘の唄。「竹田の子守唄」は云うまでもなく、第三の子守りをする娘の唄に入る。「竹田の子守唄」はフォークグループ「赤い鳥」が歌った。 守りもいやがる盆から先にゃ 雪もちらつくし子も泣くし / 盆がきたとてなにうれしかろ 帷子はなし帯はなし この子よう泣く守りをばいじる 守りも一日やせるやら / はよもゆきたやこの在所こえて 向うに見えるは親のうち テレビから流れるこの歌を、私は確かに聴き、何時しか耳にしなくなり、それに疑問を抱くこともなく時間は流れ、そして『竹田の子守唄』(藤田正著・解放出版社)を本屋の棚で見つけた。 「赤い鳥」が大手レコード会社から「竹田の子守唄」を出したのは1971年。日本民間放送連盟という組織が、「要注意歌謡曲一覧表」という所謂放送禁止歌を、1983年まで発表していた
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