高等学校、大学への進学率は、「団塊の世代」が学齢に達した頃に目立って上昇しており、50%程度であった高等学校の進学率は「団塊の世代」が高校に進学した昭和37(1962)年には約64%に達した。その後も、高等学校、大学の進学率は上昇し続けたが、「団塊の世代」は高学歴化の象徴であった(図1-1-16)。 図1-1-16 進学率の推移 「団塊の世代」のうち三大都市圏に居住する者は、「団塊の世代」が生まれた頃(昭和25(1950)年)は約3割であったが、進学時・就職時に都市へ移住したことで、平成17(2005)年には約半数が三大都市圏に居住しており、都市化の動きが確認できる(表1-1-17)。 表1-1-17 「団塊の世代」の居住状況
![第1章 第1節 6 (3)「団塊の世代」が社会に与えたインパクト |平成20年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5839a0056bb7aeb453ea9bc2e47f9dea51fa1412/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cao.go.jp%2Fcommon4%2Fimg%2Fogp_image001.jpg)