北海道函館市議会で自民系会派「市政クラブ」に所属する藤井辰吉議員(44)が2019年の市議選で、統一協会(世界平和統一家庭連合)の関係者から推薦されていたことが、16日までに本紙の取材で分かりました。藤井氏は4月の道議選・函館市区に自民党から立候補を予定しています。(統一協会取材班) 本紙は、市議選で藤井氏の選挙事務所が市民に郵送した選挙はがきを入手。推薦者の欄に「世界平和統一家庭連合函館家庭教会」の団体名と個人名が書かれていました。藤井氏の経歴を紹介し、目立つ文字で「皆様からの応援、お願いいたします!」と支持を呼びかける内容です。 本紙の取材に、藤井氏は「そこ(統一協会)の方が推薦者の中にいることは分かっていた」と認めました。 推薦を受けた経緯については「19年の市議選の直前に、家庭連合の方から『応援する』という話があったので『ありがとうございます』と応じた。それまでは全く関わりがなく、