前回から一年以上が経過しているけど、最近lambda_driver.gemに機能を追加したので、そのことについて書こうと思う。 Rubyで、モナ……っぽい関数合成を実装した話だ。 Rubyで関数合成とかしたいので lambda_driver.gem というのを作った - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 関数合成 関数合成については以前に書いたので、こちらを見て欲しい。 「関数型Ruby」という病(2) - 関数合成 Proc#compose - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 おさらいをしておくと、関数合成とは、 関数gと関数fから、g(f(x))という関数hを新たに作り出すことだ。 (g ∘ f)(x) = g(f(x)) 関数gと関数fの合成関数g ∘ fに引数xを渡した結果は、関数gにf(x)の結果を渡したものと等しい。つまり、このような操作である。 f = lambda{|x| x + 1
LambdaDriver by yuroyoro Rubyで、Procやlambdaで関数合成できるようにしたかったので、lambda_driver.gemというのを作った。 内容的にはこの辺で書いたヤツをgemにした感じ。 「関数型Ruby」という病(2) - 関数合成 Proc#compose - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 「関数型Ruby」という病(3) - カリー化(Proc#curry, Proc#flip) - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 こんな風に、カッコよくコードが書ける。 require 'lambda_driver' # [:foo, :bar, :baz].map{|s| s.to_s }.map{|s| s.upcase } # [:foo, :bar, :baz].map(&:to_s).map(&:upcase) [:foo, :bar, :baz].map(
古き良き小学校の時代、この行には困惑させられたものだった。 魔術的な x が、加算されたのに等しいままでいる事に。 どういうわけか、プログラミングを始めると、それに構わなくなる。 「やれやれ、それは重大な事柄じゃないし、プログラミングとは現実のビジネス行為なんだから、 数学的な純粋さについてあら探しなんて必要無い (その議論なら、大学にいる狂った髭面野郎どもにさせておけばいい)」と思っていた。 けれども、ただ知らなかっただけで、我々が間違っていて高い代償を支払っていたのは 明らかである。 Wikipedia によれば、「関数型プログラミング(functional programming, FP)とは、 計算を数学的な関数の評価とみなし、 状態や可変データを避けるプログラミングパラダイム」である。 言い換えると、関数型プログラミングは、 副作用が無く変数の値を変化させないコードを推奨する。
ブログを下記に移転しました。デザイン変更により移転先では記事が一層読みやすくなっていますので、よろしければ移動をお願い致します。 Rubyを使って「なぜ関数プログラミングは重要か」を解読しよう! : melborne.github.com - 「Why Functional Programming Matters:なぜ関数プログラミングは重要か」(原著者:John Huges 邦訳:山下伸夫)という論文があります なぜ関数プログラミングは重要か これはMirandaという関数型言語を使って プログラマにとって 関数プログラミングがいかに重要であるかを論証したものです これが書かれてからの年数*1と被ブクマ数を見れば 極めて有益でmust_readであることは明らかでしょうが 自分にとっては高度な内容で読み解くのにかなり苦労しています リストを使った関数の貼り合せ(3.の前半)までについて
John Hughes, Institutionen för Datavetenskap, Chalmers Tekniska Högskola, 41296 Göteborg, SWEDEN. rjmh@cs.chalmers.se この日本語訳は原著者の承諾を得て山下がここに公開するものです。 この訳文についての、御指摘などは山下伸夫(nobsun .at. sampou.org)までおねがい いたします。 翻訳最終更新日 : 2011-09-17 原文 "Why Functional Programming Matters" 日本語訳PostScript この論文は1984年以来何年ものあいだChalmers大学のメモとして回覧された。 1989年と1990年に幾分か改訂をしたのが[Hug89]と [Hug90]である。この版はもとのChalmer大学のメモ のnroff原稿をもとに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く