およそ6500万年前、恐竜は巨大隕石(いんせき)の衝突によって絶滅したとされていますが、絶滅に至った直接的な原因は隕石がきっかけで降り出した強い酸性雨である可能性が高いという研究結果を千葉工業大学などがまとめました。 恐竜は、およそ6550万年前にメキシコのユカタン半島に衝突した巨大隕石が原因で絶滅したとされていますが、隕石が地球にどのような変化をもたらしたかについてはよく分かっていませんでした。 こうしたなか、千葉工業大学などで作る研究グループが、高性能のレーザーを使って隕石の衝突直後の様子を再現したところ、三酸化硫黄と呼ばれる物質が大量に放出されていたことが分かりました。 この三酸化硫黄は強い酸性雨を引き起こす物質で、衝突後、数日のうちには地球全体に降りそそぎ、それが恐竜の絶滅につながった可能性が高いと研究グループはみています。 千葉工業大学の大野宗祐上席研究員は「隕石の衝突による酸性
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