野球の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組最終日は5日、台湾で行われ、韓国が台湾を3-2で下したものの点差により台湾の2次ラウンド進出が決定。第2回大会の準優勝国は1次ラウンドで姿を消すことになったが、韓国ファンの中にはWBCのルールに疑問を呈する声も上がっている。 この試合の前に行われたB組のもう一試合、オランダ対オーストラリアの結果を受け、韓国の2次ラウンド進出のためには最低でも5点差以上の勝利が求められていた。 イ・デホ(オリックス)や元巨人のイ・スンヨプを擁するなど韓国打線は過去最強との呼び声が高かったが、この日は台湾投手陣の前に沈黙。それでも意地を見せるように8回裏に4番イ・デホのタイムリー、さらに7番カン・ジョンホの2ランで3-2とリードを奪うものの、8番カン・ミンホが三振に倒れスリーアウト。この試合ではリードしているため韓国の9回裏の攻撃はなく、