27日の大阪市長選で平松邦夫氏(63)を破り、大差で圧勝した橋下徹氏(42)が28日午後、新市長として入る執務室の見学に訪れた。この際、何者かが入口のドアにはさんだ黒板消しが落ち、橋下氏がチョークまみれになるハプニングがあった。その場は笑顔でやり過ごした橋下氏だが、同日夜に開かれた会合では「絶対に犯人を見つける」と話し、怒りがおさまらないようだ。 知事選・市長選のダブル選挙に圧勝した「大阪維新の会」の代表でもある橋下氏は来月19日の市長就任を前に、大阪市庁舎を見学に訪れた。1986年に完成した市庁舎は部分的に老朽化が進んでおり、この日も玄関のヒビを見つけた橋下氏は「早くシロアリ退治しないと傾くよ」と、かつて市職員を「税金食いのシロアリ」に例えたことを踏まえて語りかけるなど、終始上機嫌な様子だった。 だが、まもなく状況は一変する。市長室を訪れた橋下氏がドアを開くと、突然黒板消しが落下。チョー