16日午前、千葉県九十九里浜に巨大なイカの死骸が漂着しているのが発見された。通報を受けた署員と専門家が確認に向かったところ、漂着していたのは全長約3メートルのダイオウイカの死骸であることがわかった。死骸の損傷具合から、さらに巨大なイカに襲われた可能性が高いという。 九十九里署によると、海岸に漂着したのは巨大イカの代表格として知られているダイオウイカ。普段は小笠原近海・水深1000メートル程の深海に生息しているため、今回のように死骸が海岸に漂着することは珍しく、さらに体長が3メートルを超える「超巨大」クラスの個体は生物学的にもかなり珍しい部類に相当する。 また、この死骸を調査したところ、胴体部分が特に激しく損傷していたことから、同種でさらに大きい30メートル級の超・超巨大ダイオウイカに捕食された可能性が高いという。 ダイオウイカについては、NHKが13日、特別番組「世界初撮影!深海の超巨大イ