西世田谷署は18日、ソニーが発売した新型ゲーム機「プレイステーション・ヴィータ」を買ってきた息子(21)が、口論の末父親(48)を鈍器で殴ったとして、この息子を傷害の疑いで逮捕した。父親は頭部打撲で全治1週間の軽傷。 西世田谷署によると、17日夜11時ごろ、容疑者は同日発売の新型携帯ゲーム機「プレイステーション・ヴィータ」を2台購入したのち帰宅。自宅にいた父親に「PSヴィータを2台買ってきたから、一緒に『モンスターハンター』をやろう」と呼びかけたが、父親は仕事の多忙を理由に拒否。容疑者が買ってきたPSヴィータの代金2万9980円とメモリーカード代9500円を父親に請求したところ、「たいしておもしろいゲームがないから今はいらない」と支払いを渋ったため、息子は激高。「今回は買いに行かせなかったのだから、代金くらい払え」などと怒鳴りながら、手元にあった定価10G相当のひのきのぼうで何度も殴打した