私が社会人になってからずっと不思議な問いがあります。「実績はありますか?」という問いです。実績がある・ないというのを単に客観的に知りたいだけかと思っていたのですが、そうではなくて言外に「あなたはこの仕事を成功させることが出来ますか?」と問うているのだと気付いたときには、最初愕然としたものです。 「出来る」というのはあくまでも過去の経験から、「多分・出来る・だろう」という仮説を持てるということであって、100%の絶対などということはありません。逆に実績がなくても成功する事だって十分にあり得ます。もちろんそこには行き当たりばったりなど介在する余地もないのは当然ですが。 というわけで、20代の頃は真面目に実績と言うものについて考えたことも(少しは)あったのですが、30代にもなるといたずら心は出てくるもので例え実績があったとしても「実績はありませんが、成功するように最大限取り組む覚悟はあります」な