6月10日の「時の記念日」を前に、シチズンホールディングス(西東京市)が日常生活の「待ち時間」について意識調査したところ、10年前と比べて、待つことの多い総合病院や通勤電車などでイライラするまでの時間が長くなっていることが分かった。スマートフォン(多機能携帯電話)など携帯端末の普及がイライラ解消に一役買っているとみられる。 調査は4月、インターネットで全国の20〜50代の有職者男女400人を対象に実施。2003年も同様の調査をしており、変化を調べた。 それによると、総合病院では30分でイライラする人は32%で、03年の47%に比べて15ポイント減少した。通勤電車の場合は3分で14%、5分で26%がイライラすると回答。10年前に比べ3分で11ポイント、5分でも5ポイントそれぞれ減少した。 また、ランチタイムの飲食店の待ち時間も「10分待ち」でイライラするが73%と、10年前(85%)よ