『皆さん、こんにちは。芹沢聡一郎です。こちらの特集では、【イギリスからのマイルスへの回答。叙情性溢れるブリティッシュ・ジャズ・ロック。】と題しまして、英国に巻き起こった、もう一つのジャズ・ロック潮流をここにご紹介したいと思います。』 『 芹沢さん、こんにちは!今回は、クールなブリティッシュ・ジャズ・ロック特集の登場ですね…!ジャズの本場、アメリカでは、60年代後半から、モダン・ジャズの天才プレイヤー、MILES DAVISの活躍が、シーンに激震をもたらしていたんですよね〜。』 『そうだね。特に時代の転換点となったのが、69年に彼がリリースした『IN A SILENT WAY』だね。この作品は、それまでのハード・バップ・ジャズを更に進化させた、エレクトリック・ジャズの誕生を高らかに宣言する金字塔的アルバムと言えるだろうね。』 『 なるほど…!そしてこの流れは、当時の英国ジャズ/ロック・シーン