実際に過去の GDI プログラミングをされたことがある方が,Windows XP と WDDM 環境の Windows Vista で実験すれば,Device Dependent Bitmap,通称 DDB の振る舞いが以前と全然違ってしまっていることに気付くだろう. 要点だけを言えば,DDB のパフォーマンス特性が DIB (Device Independent Bitmap) にそっくりになったということだ. 以下何の役にも立たない暗黒雑学 (注:これを読んでも「Vista の 2D 描画は速くなりません」.が,少しだけ世界の絡繰りが分かるかも知れません.基本的には昔の事情をあまりよく知らない開発者向けに書いています.って私も昔のことは全然知らないのですけど.まあ分かる範囲で書いてみました) DDB は,ドライバ依存の正体不明なビットマップ,というのが定義だが,ぶっちゃけて言えば VR