食物や住まいに関する偽装が相次いで問題になっている。賞味期限の切れた食品、産地の偽装、そして建材性能の偽装などである。 これを問題視した福田首相は、「これまでの政府の仕事は生産第一という視点から作られている」として、今後は国民の視点に立って、法律を整備していくことを表明し、国民の生活に直結する法律などの総点検を命じた。この福田首相の考えは非常にいい。まさにそのとおりだとわたしも思う。 だが、一方で疑問に思うのは、国や役所がこれまでにやってきた行いだ。なぜ食品偽装がこれほど多いのか。製造業者だけが悪いのか。実は、農水省にしても食糧庁にしても、いままでめちゃくちゃなルール違反をやってきている。問題になっているようなことも大半は、農水省や食糧庁も知っていたし、関与していたのだ。 要するに彼ら役人は、業界寄りの立場に偏っていて、業界にとって都合のいいようにルールを曲げていたのである。それを理
なぜ、甲子園に出場するチームは夏合宿をするのだろうか? 書き出しが野球の話で恐縮だが、安心してほしい。今回も、前回に引き続き、テーマはコミュニケーションである。それも、東洋のコミュニケーションにおいて、究極と考えられる“以心伝心”について、思うところを書いてみたい。 「攻殻機動隊」というアニメを見たことがある? そこで、まずは、僕が、これこそ“以心伝心”の姿だなあ〜、と思うひとコマ(ビジョン)を、共有したいのだが、あなたは「攻殻機動隊」というアニメを見たことがあるだろうか? 最初は、アニメ好きの友人に、無理やりつき合わされ見たのだが、今ではDVDも持っている。このアニメには、ドキッとすることに、僕が、これこそ究極のコミュニケーションだと考える、“以心伝心”の場面がある。 そうはいっても、見たことのない人もいると思うので、ビジョンまでは共有できないが、簡単に背景と登場人物から紹介すると、 舞
第81回 見た瞬間にアクションが変わる「見える化」 株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏 2007年11月20日 前回のコラムで、「見える化」について少々触れました。多くの会社が熱心に「見える化」に取り組んではいるものの、思うような成果は上げられていない、そして株式会社武蔵野を訪れる見学者が関心を示すのは、我が社の「見える化」への取り組みであると。 実際、我が社が、「見える化」に取り組んでいたが、やっていることは「見せる化」でした。「え」と「せ」、このたった一文字の違いに気付くのに一年掛かりました。 わたし自身も多くの会社に見学に行きますが、確かに「見える化」が成功している会社は本当に少数です。もちろん、各社とも熱心に取り組んではいる。売り上げの増減はどうか。在庫や受発注の状況をグラフにして掲示している。良いことです。しかし惜しむらくは、多くがそこで終わっていることです。 これではいけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く