2007年3月23日のブックマーク (3件)

  • 「臨界」への疑問 - Aquarian's Memorandum

    保守点検中の原発から制御棒が数抜け、原子炉の一部が臨界状態になったという(北陸電力・志賀第1原発、東京電力・福島第1原発)。なぜそんなことになったか、それはそれで大問題である。だが、もう一つ釈然としないことがある。臨界状態が長時間続いたと報道されているが(志賀では15分、福島では7時間半)、それはどんな状態だったのか。ちょうど臨界というようなことが長く続くというようなことがありうるのだろうか。もっとひどい事態があったのではないか。当事者は実情を隠蔽せずに語るべきではないか。原発安全の専門家は考えられる事態を「臨界」などという言葉でごまかされずに、実際にどういう過程が起きていたかを追及すべきではないか。原子炉のことを少しでも知っているものなら、誰も持つであろう疑問を書いてみる。たぶん識者には推定のついていることだろう。それを当事者発表の「臨界」という言葉で覆い隠すという、もう一つの隠蔽があ

    「臨界」への疑問 - Aquarian's Memorandum
  • イタリア・マフィア - 池田信夫 blog

    イタリアは、ソーシャル・キャピタルの教科書である。特にマフィアについては、多くの研究がある。有名なのは、Gambettaの"Sicilian Mafia"だ。これは財産権が社会のインフラとしていかに重要であり、それを私的な組織で守ることがどんな歪みをもたらすかを示している。 中世にながくスペインの支配下にあったシチリア島では、支配者は地域住民の団結を恐れて、彼らのコミュニティを徹底的に分断した。その結果、村の対立抗争が起き、治安を守る広域的な警察がなかったため、財産権の保護が成立しなかった。この空白を埋めるため、「私的な警察」としてのマフィアができたのである。 しかし安全という公共的なサービスを市場メカニズムにゆだねることは危険である。安全が達成されると、サービスへの需要がなくなるので、市場を維持するためにはつねに危険を作り出さなければならない。マフィアは顧客の競争相手を暴力的に排除し

  • 人生を完全にダメにするために、あなたがすべき11のこと

    気分は負け犬、常に被害者を名のるのがトレンドらしい。あるいは、人生のだいなし感覚を味わいながら恨み辛みをつらねることにヨロコビを見出す。そういう半端な失敗者は、書の徹底したダメイズムにガツンと犯られる。 お題の通り、著者は「人生を完全にダメにする」方法を追求する。中途半端ではダメなんだ、徹底して台無しにするやり方を会得し、最後までやり遂げる←驚いたことに、これもダメなんだという。つまり、負の完全性を成し遂げている点において、「成功者」となっているから。 この恐るべき自家撞着を回避するために、完全にダメになった人生を定義する。当の意味でダメな人生とは、陳腐なものであるべきで、その「失敗ぶり」を人に吹聴したりはできないものだという。 つまり、惨めな人生を美徳だの英知だの足るを知るだのといった言葉で飾ることもダメ、そして、自分の人生を破壊した何かへの復讐や、ダメ自慢ができるような代物なら、そ

    人生を完全にダメにするために、あなたがすべき11のこと
    PuHa
    PuHa 2007/03/23
    「負け犬を名のるには精進が足りない。」   いや、負け犬を名乗るロジックを今思い付いた!負け犬と思っている人と話すには(以下永遠に続く