不妊は漢方で改善できるかなど、高齢出産・前置胎盤、不妊等、過去にハイリスクで出産した方も、これからの妊娠がハイリスクになる方も…… 不妊を克服するためにはいろいろやってみたい。でも侵襲姓のあることはリスクがあるし……。という中で、自分でもできそうな対策が漢方療法。「薬」である限り副作用のないものはないといわれますが、長年の歴史から淘汰され、市販されているものなら副作用が比較的少ないと言われています。 著者の寺師睦宗(てらし・ぼくそう)さんは、銀座・玄和堂診療所の院長。日本漢方振興会理事長であり慶応大学医学部客員教授でもあります。そして、日本東洋医学会元会長。 つまり、西洋医学についても東洋医学についても、責任ある立場におられるということです。 そして、鹿児島医専(現鹿児島大学医学部)卒業、早稲田大学政経学部修了といいますから、文系も理系も理解しておられる方ということです。 同書によると、漢