羽生結弦選手と「承認欲求」 - いつか電池がきれるまで 読みました。 羽生選手、すごいですよね。スケート上での演技はもちろん、「見てもらいたい」という気持ちを持ちながら「怖さ」を超克するのも大変なことです。 「見てもらいたい」気持ちは、うまく働けば実力以上の力を引き出してくれるけれども、人を萎縮させ、足を引っ張ることもある難しいものです。スポーツ以外の世界でもそうですが、「見てもらいたい」気持ちに“負けて”どれだけたくさんの人が涙を呑んできたことか。 「見てもらいたい」「認められたい」といった気持ちを生かせるか殺してしまうかは、さまざまな要素に左右されます。 たとえば、まだ若い選手が声援を味方につけて大活躍することがあります。ところが同じ選手が実績を重ねるうちに「見てもらいたい」気持ちが重荷になり、実力が発揮できなくなってしまうことも珍しくありません。 「見てもらいたい」気持ちをプレッシャ