「唐突な感じがする」 「コロナで休園中だった6月中旬に閉園が発表されて、わずか2か月足らずの8月末に、私たちが愛したとしまえんはなくなってしまいました。しかも、防災拠点の公園になると聞いていたのに、土地の半分には新たな施設が作られます。なぜとしまえんを閉園したの? と疑問がわいてきます。 家族四代でとしまえんを利用してきましたので、悲しくて、さみしいです。新計画はいつどのように決まったか…すべてが唐突な感じがします」 こう話すのは、8月31日に閉園した東京・練馬区の遊園地「としまえん」の近くに住む住民だ。 としまえんは1926年(大正15年)にオープンした、94年の歴史を持つ遊園地だが、同遊園地を運営する西武鉄道はさる6月12日、としまえんを8月31日をもって閉園すると発表。東京都を含めた関係者と「都市計画練馬城址公園の整備にかかる覚書」を締結し、今後の土地利用に鑑みて閉園を決めた、とホー
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