近頃は長寿命のLEDに置き換えられつつある「白熱電球」ですが、独特な柔らかい発色には定評があるところ。蛍光灯のようなチラつきはなく、目に優しい感じがします。けれど、その白熱電球が実はチラついていること、ご存知ですか? 白熱電球は、フィラメントに電気を通すことで発熱します。直流・交流どちらでも使用できますが、交流で利用すると50Hzの東日本では1秒間に100回、60Hzの西日本では1秒間に120回点滅することになり、チラつき(フリッカー)と無縁ではありません。フィラメントには電流が途切れても少しの間発光し続ける特性があるため、チラつきを感じにくいだけのことです。 その証明は、スマートフォンのカメラ機能で確認できます。近頃発売された端末であれば、スローモーションビデオ撮影機能が搭載されていますから、そのモードを有効にして白熱電球を撮影してみましょう。1秒あたりのコマ数を240枚(240fps)
電話でのご相談・お問い合せは、03-55404855 営業時間:平日10:00~18:00(土日祭日除く) LEDも蛍光灯も、細かく点滅を繰り返しています。目には見えないほどの速さですが、ビデオカメラを通すとこれを捉えることができます。 この点滅のために、フリッカー現象(ちらつき)が起きます。ここでは、フリッカーの原因を詳しく解説します。 蛍光灯の発光原理は?なぜ点滅しているのか 蛍光灯は、蛍光物質を塗ったガラス管の中を真空にして、その中に水銀とアルゴンなどのガスが封入されています。 この管の中に両端から電気を流すと、反対側の電極に向かって電子が飛び出して移動します。 この時に、電子が蛍光管の中の気体となっている水銀にぶつかることで摩擦エネルギーが起き、紫外線を発生させます。蛍光灯というのは、実は紫外線発生機なんですね。 紫外線は可視領域の外にあるので目には見えません。これを可視光線に変え
この項目では、光のちらつきをさす「フリッカー」について説明しています。その他の用法については「フリッカー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 フリッカー(flicker、フリッカ)は、蛍光灯やブラウン管を用いたディスプレイに生じる細かいちらつき現象のことである。原義は「明滅」「ゆらぎ」である。ディスプレイの書き換え頻度であるリフレッシュレートが低く、人間の目でその点滅を認識できるようになるという現象である。フリッカーの生じているディスプレイを長時間使っていると、疲労・めまい・吐き気などにつながる。 視力1.0のヒトの目の分解能は0.01度であるが、ネコでは約0.1度、トンボでは約1度、ハエでは約2度である。光点の点滅を識別できる限度を点滅の頻度で表したものをフリッカー融合頻度(ちらつき融合頻度)というが、この頻度が高い方が動きの識別能力が高い。ヒトのフリッカー融合頻度は70Hz - 100H
Monochrome and Color Polarization Demosaicking Using Edge-Aware Residual Interpolation Miki Morimatsu, Yusuke Monno, Masayuki Tanaka, and Masatoshi Okutomi Tokyo Institute of Technology IEEE International Conference on Image Processing 2020 Project Summary One-shot monochrome and color polarization cameras based on microgrid image polarimeter has reveived increasing attention in recent years becau
東京工業大学,パレスチナ工科大学,自治医科大学は,円偏光散乱を用いた新たながん診断技術を実験的に実証し,早期がんの深達度の検出が可能であることを明らかにした(ニュースリリース)。 円偏光を生体組織に照射し,その散乱光の偏光状態を調べることにより,組織内の主な散乱体である細胞核の大きさや密度,分布などの情報を得ることができる。 この技術は前がん病変などの初期の異形成の検知に期待されており,研究では,ヒトのすい臓がんの肝転移検体に対し近赤外光の円偏光を照射し,その散乱光の偏光状態を調べることにより,円偏光のがん検知の可能性を検討した。 研究グループは,生体試料に検体のがん転移部と健常部をまたがる直線状に対しラインスキャンを行なった。円偏光を生体試料に照射し,検出角φの方向に設置した偏光計によって散乱光の偏光度を検出した。その結果,検出角によらず健常組織とがん組織に対する散乱光の偏光度には明確な
要点 電子線を用いてシリコン球からの円偏光放射の制御に成功 角度・エネルギー同時分解可能な完全偏波4次元カソードルミネセンス法を開発 ナノスケールでの光位相マッピングを実現 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の松方妙子大学院生(博士後期課程2年)、三宮工准教授、スペインICFOのF. Javier García de Abajo(ハビエ ガルシア デ アバホ)教授らの研究グループは、新規開発した完全偏波4次元カソードルミネセンス法[用語1]を用いた光の位相マッピング[用語2]により、球体からの円偏光放射[用語3]の制御が可能であることを見出した。 完全な対称性をもつ球体はキラル[用語4]な性質をもたないが、電子線を用いて球状シリコンナノ粒子中の双極子[用語5]の位相制御をすることで、円偏光の抽出に成功した。 球体を用いたキラルな光ナノアンテナは、全方位型のアンテナとして機能するため、
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