ふだんスピリチュアルとか神秘的なものはあまり信じない自分だが 今回だけは妙に気になってしまった本がある 本屋でたまたま目にとまった本のタイトル 『はじめてのウニヒピリ』 (ウニヒピリ・・・なんだろう、聞いたこともない単語だ) 背表紙には二名の名前らしいカタカナがならんでいる 「イハレアカラ・ヒューレン」 そして 「カマイリ・ラファエロヴィッチ」 と。 「なんかうさん臭そうだな・・・」 という雰囲気を感じながらも 「『ウニヒピリ』ってなに…?」 と、初めて聞く言葉が気になって手にとってみる。すると おもて表紙にはかわいらしい女の子の姿が描かれてあった なんとも言えず愛らしい表情をしたその女の子。そしてまったく同じ姿をしたもう一人の女の子ーーただしその背丈は女の子の半分もない。二人は人差し指どうしでツン、と触れあっている そして見つめ合っている そのそっくりな「もう一人の」女の子は、その大きさ