数多くの利用者が手軽にアクセスできるというのは,Webアプリケーションのだいご味ですが,一方で多くの危険が伴います。基礎知識の最後に,PerlとCGIを例にとってWebプログラミングで知っておくべきセキュリティの基本を説明します。 Webアプリケーションを開発する際には,設計段階からセキュアなプログラミングを心がけることが大切です。Webプログラミングにおけるセキュリティ対策の基本は,「入力されたデータのチェック」に尽きます。Part5では,以下の三つのトピックを取り上げます。 ・入力されたデータのチェック ・クロスサイト・スクリプティング(XSS) ・クロスサイト・リクエスト・フォージェリ(CSRFまたはXSRF) Webプログラマであれば,いずれも最低限知っておかないといけないセキュリティ対策ばかりです。安全なプログラミングをするために,ぜひ覚えてしまいましょう。 ここで紹介するリスト
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