2014年7月14日のブックマーク (1件)

  • マンデル・フレミング効果ではないかもしれない│こら!たまには研究しろ!!

    消費税増税がほぼ既定路線となったことで,それを財源とした財政出動に向かいつつある今日この頃.あれ?社会保障とか財政再建のための増税なのに公共事業に使っちゃったら意味ないんじゃないの?というそもそもの疑問はさておくとして,公共事業による財政出動の景気への影響は90年代以降低下していることが指摘されています*1. かつてはそれなりに効いていたとおぼしき財政政策の効果が低下したのはなぜか.経済学者だと乗数低下と聞くと中立命題かマンデル・フレミング効果が思いつくわけです.しかしながら,中立命題は……日ではその成立要件である「合理的な消費者」の割合が低下しているという報告が多く,どうも乗れない*2. すると,乗数低下の要因はマンデル・フレミング(MF)効果,つまりは財政支出による為替レート変動の影響である・・・といいたくなる.そして乗数低下の原因がMF効果だとしたら,十分な金融緩和と組み合わせるこ

    マンデル・フレミング効果ではないかもしれない│こら!たまには研究しろ!!
    Qubokkuma
    Qubokkuma 2014/07/14