レビューに関するQuietLifeのブックマーク (18)

  • 完成されたミームとしてのヱヴァンゲリヲンがふたたび変異を開始する『新劇場版:破』 - ミームの死骸を待ちながら

    ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!! ...と延々ビーストモードで叫びたい。かつてエヴァのせいでいろいろこじらせた人間なので、上映中に何度興奮のため叫びそうになったことか。 ようやく観てきた『ヱヴァ破』ですが、畜生、良すぎた。 しかし見終わってからずっと心の中で絶叫していてさすがにこのままでは人間としてどうなのと思えてきたので、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観て感じたことを日語で表現するとしよう。そう思ってMacbookに向かった所、奇しくもハックルベリーことid:aurelianoさんもマリ萌えなエントリ を上げられていることを知る。マリかわいいよマリ。氏のエントリで綺麗な『破』の予告ムービーを見つけたので、ここに貼っておこう。 ちなみに今回の記事はネタバレが含まれているので、観ていない人は注意

    完成されたミームとしてのヱヴァンゲリヲンがふたたび変異を開始する『新劇場版:破』 - ミームの死骸を待ちながら
  • 独蛾 / 月吉ヒロキ(茜新社) - 峰なゆかの感じるエロマンガ広場

    どうもこんにちは。 峰なゆかです。 日ご紹介するのは、月吉ヒロキさんの「独蛾(ヒトリガ)」。 いい。 すごくいい。 あんまり良い漫画だと興奮してしまって、うまくレビューできないというやっかいな癖を持っている私ですが、なんとかこの興奮を伝えられるようにとりあえずがんばってみます。 さて、私は電車内痴漢モノが大好きです。 しかし、多くの痴漢モノ愛好家たちも抱える矛盾を、もちろん私も持っています。 やっぱ電車内痴漢でできる最大のエロって、 いって手マンか手コキで、フェラチオとか挿入はやっぱ無理だよね〜。 リアリティないんだよね〜。 という現実的な諦観と、 それでも一車両まるまる大乱交みたいなエロもいいよね! 見たいよね!! という空想的な憧憬。 痴漢モノ愛好家は、いつもその狭間でちんちんを硬くしたりしぼませたりしているわけです。 さて、この漫画の主人公である○学2年生のす

  • 現実の女性がもつ、男性への多様な嗜好性を指摘した好著「草食系男子の恋愛学」 - 世界のはて

    系男子の恋愛学 作者: 森岡正博出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/07/16メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 106人 クリック: 2,311回この商品を含むブログ (119件) を見るid:kanjinaiとしてブログも書かれている、森岡正博氏の「草系男子の恋愛学」を読んだ。好著。 このでは、「女性は男性に対し、必ずしも『社会的能力』や『男らしさ』を求めるわけではなく、『安らぎ』や『癒し』を第一に求める女性も非常に多い」ということが、繰り返し書かれている。これが、こので森岡氏が主張したいことの核心なのだろう。 この主張をベースに、「男らしい男=デキる男=モテる男」という理解が一般的で、男性自身もそう思い込みがちな恋愛において、「癒し系」の「草系男子」たちが、いかにして内面化した劣等感を克服して恋人を得、その女性と良い関係を維持していくかという

    現実の女性がもつ、男性への多様な嗜好性を指摘した好著「草食系男子の恋愛学」 - 世界のはて
  • 極東ブログ: [映画]時をかける少女(細田守監督)

    細田守監督作品「時をかける少女」(参照)は2006年7月15日の公開なので私は二年以上経って見たことになる。気になっていた。夏雲を見上げたら、見るころじゃないかなと。見た。傑作でしたよ。これはすごいなと。これは大人の映画だなと。いろいろな見方があるだろうし、いろいろと感動(あるいは罵倒)を胸に溜め込んでいる人も多そうな感じはする。まあ、私が思ったことでも少し書いておきますか、くらいな話を以下に。 まいどまいど自分語りがくどくて申し訳ない。1957年生まれの私は1972年に放映されたNHK少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」をべたに見ている。べたなターゲット層だし。深町くんことケン・ソゴルもよく覚えている。ラベンダーもこの番組をきっかけで知った。1983年大林宣彦監督映画「時をかける少女」は見ていない。原田知世も角川映画も好きだったがなぜだろうか。理由はよくわからない。ユーミンの「VOY

  • 「an・an」でコメントしました——『WORST』『ホーリーランド』にふれて

    「an・an」でコメントしました ——『WORST』『ホーリーランド』にふれて マガジンハウスの雑誌「an・an」08年5月14日号でコメントしました。 そう、あの「アン・アン」です。 コメントした特集は「女子には見せない“男の性”」。 依頼が来たとき、何かの間違いでは、と思いました(笑)。 なにしろ、「an・an」読者といえば、その延長線上に「CanCam」や稚野鳥子を想像してもおかしくない、それらとの高い親和性を感じる存在だったので、ぼくのサイト的方向からいえば、「女子には見せない“男の性”といえば、まずマスターベーションを考える必要がありますね」という茶々を入れても不思議ではなかったからです。 にもかかわらず、ぼくのところに声をかけてくれたという点に、晋遊舎が雑誌「m9」で声をかけてくれたのと同じような面白さを感じて、引き受けさせていただくことにしました。担当の方がぼくの(『オ

  • 益田ミリ『結婚しなくていいですか。』

    益田ミリ『結婚しなくていいですか。』 不意打ちをくらう 要注意! サブタイトルが『すーちゃんの明日』となっており、著者の『すーちゃん』の続編にあたる作品らしいのだが、それは未読。 1話、2話、3話と読んだだけの段階で「うわーなんだ、このほのぼのとしただけのしょうもない漫画は」と思ってしまった。「すーちゃん」という35歳独身、カフェ店長のどうということもない日常がつづられているだけだったからである。 ところが、4話目に、すーちゃんの友だちでやはり40ちかい独身女性の「さわ子」が登場し、 「あたし、このまま ゆっくり老いていくのかな 老いていくのは 仕方ないけど、ただ、 セックスはしたい あたしのこのカラダを もっと謳歌しておきたい」 というセリフが入りドキリとさせられる。この文体はすでに「ほのぼの」ではない。この絵柄でこのセリフはひきょうだ。不意打ちである。男性の側から欲望の対象として消費さ

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 山本直樹『ビリーバーズ』 - 紙屋研究所

    直樹『ビリーバーズ』 ※『レッド』の感想はこちら 『ビリーバーズ』はオウム事件を描いたものか 新興宗教っぽい団体に入っている男2人、女1人の計3人が孤島で独特の修行をする顛末を描いた物語である。 評論家の呉智英は山直樹『レッド』の書評で「テーマは連合赤軍事件である。既に七年前の『ビリーバーズ』(小学館)でオウム真理教事件を描き、次は連合赤軍事件だろうという予感はあったのだが、その期待に応えてくれたことになる」(「ダ・ヴィンチ」07年12月号)とのべた。 ここでは呉は『ビリーバーズ』=オウム事件という把握をみせている。 やはり漫画解説者である南信長も『ビリーバーズ』について「まあ、オウムとかそういう新興宗教的なものがモチーフとなっていましたよね」(「SIGHT」vol.23)と指摘している。 だが、評論家の仲俣暁生が、『ビリーバーズ』は「言われるほどオウム事件の影は強くなくて、オウムの

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる : 「ブラッドハーレーの馬車」に絶句する

    「赤毛のアン」を陵辱する、心ゆさぶるストーリー。強く強く、めまいがするほど。 はじまりは、孤児院。身寄りのない少女たちの憧れは、ブラッドハーレー歌劇団。1年に1度、容姿に恵まれたものが選ばれ、資産家・ブラッドハーレー家の養女として迎えられる。貴族としての生活や、歌劇団で華々しく活躍することを夢見る少女たち。 気で読む気なら、予備知識はこのくらいで。ただし、「劇薬注意」とだけ添えておく。帯の説明は地雷なので、外しておこう(わたしもそうした)。沙村広明版「キャンディ・キャンディ」のつもりで扉を開いた。おかげで、こうかはばつぐんだ。 第一章を読む。 みるみる顔色が変わっていくのが、自分でも分かる。心配した嫁さんがわたしの名前を呼んでいる。「ちょっとうるさい!黙ってて!」ふだんなら絶対に言わないような言葉を、強い口調で伝える。嫁さんも気色ばんでるみたいだが、かまやしない。 ぜんぶ読む。自分を取り

  • ブラッドハーレーの馬車/沙村広明 - やや最果てのブログ

    ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)posted with amazlet at 09.09.24沙村 広明 太田出版 Amazon.co.jp で詳細を見る 感服した。 天を仰いだ。 残酷美という言葉がこれほど相応しい漫画もない。 そりゃあ、グロが嫌いな人に薦めようとは全く思わないけれど、はっきり言って、2007年に出た漫画の中でベスト1です。逆に言えば、エログロ描写に耐性のある人には是非とも読んでいただきたい漫画。 希望と絶望は絶対に共生することのない感情である。 だから、そのどちらかを深く立ち描こうとすれば、反対側を徹底的に描写するしかない。 また、その弓の弦が如き振幅に、人間の感情は強く揺り動かされるのだ。 だからこそ我々は、第六話ラスト、マフラーを固く引き締める少女の須臾の幸福感に涙腺を緩まさせられ(ここで、極寒の中に見出す少女の「暖かみ」の描写も小憎らしいほど巧い。こ

    ブラッドハーレーの馬車/沙村広明 - やや最果てのブログ
    QuietLife
    QuietLife 2008/01/13
    名作です。万人向けではないけれど。
  • 「日本の10大新宗教」を読んだ - phaの日記

    正月は熱海でぼーっとを読んだりネットを見たりしていたんだけど、熱海で読むのに合ってると思って屋でこのを買っていって読んだ。著者のブログによるとこの結構売れてるみたい。(島田裕巳official blog - livedoor Blog(ブログ)) 日の10大新宗教 (幻冬舎新書) 作者: 島田裕巳出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 14人 クリック: 383回この商品を含むブログ (177件) を見る なぜこのが熱海に合ってるかというと、熱海を拠点とする世界救世教という教団が取り上げられていて、前から世界救世教についてちょっと知りたいと思っていたからだ。 熱海にはMOA美術館という美術館があって、結構いい所蔵品がある(国宝が3つあるらしい。まだ行ってないんだけど)し、能舞台とかを持っていて能を定期的にやっていたりして熱海の良い観光スポットの

    「日本の10大新宗教」を読んだ - phaの日記
  • 「のはなし」/伊集院光 - 空中キャンプ

    伊集院光のエッセイ80をまとめた新刊。いやー、これはおもしろい。声だして笑ったなー。職のモノ書きでも、ここまで笑える文章を書ける人はなかなかいないのではないだろうか。太田光もラジオで絶賛していましたが、たしかにこれはいい。渋谷パルコではさっそく平積みで売っていて、わたしはパルコでこのを買ったけど、あのおしゃれな空間は伊集院というキャラクターにまったくそぐわなくて実によかった。気がつくと、なんだかあっという間に読了してしまった。 このエッセイは、携帯電話会社がメールマガジンとして配信していた素材をまとめている。「週三回の配信、一度につき400字以上」というのが、連載の条件だったという。考えてみると、これはかなりしんどい。伊集院は、この連載を750回ほど続け、その中の80をよりすぐって一冊のにした。すごいよね、週三回のペースで750回続けるというのは(月に13回と仮定して、58ヶ月=

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 【18禁】 嫁に読んでほしくない作品ベスト5

    はてなブックマークコメントも含めて、あまりにも面白い↓ので便乗する [私家版(超有名作家なのに)好きな女性には愛読してほしくない作家ベスト5] ──つもりで書いたのに、かなり極悪なリストになってしまったので、18禁と。後半は、嫁子に読んでほしくないというよりも、人として読むべきでないリスト。もちろん、わたしは大好きなので、明らかにおかしい。興味位は止めておけ、性差ツッコミは無駄無駄無駄ァ、むしろこいつを超える作品があれば激しく募集する。 では始める。 バタイユもサドも潤一郎も、淫蕩モノとして好きだー、けど嫁さんに言わせると「無駄にエロい」らしい。激・し・く・同・意。むしろ乱歩やヤプーが何でないんだろうね。まぁ、エロ特性は人それぞれということで。 また、半強制的にハルヒや名雪(京アニ)を観せてるので、嫁さんはわたしの趣味を知っている。かつ、エロ倉庫は既に発見されているので、今さら隠すものも

  • [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

    爽快に読める亀山郁夫新訳が全巻揃うまで読書開始は待とうと思っていたが、最終巻を期待していた春頃、なかなか出ないので、よもやまたかという懸念があったが、7月に5巻で完結した。訳者の苦労に感謝したい。そして50歳になってこのが読めたことを深く自分の人生の喜びとしたい。 大げさな言い方だと自嘲もするし、私など些細な存在だが、この書籍に呪われたような人生だった。私はある意味では早熟でクラソートキンの歳でこの作品に挑んだ。旺文社文庫箕浦達二訳で読み始めたのだった。ロシア語はわからないが(それでも大学で学んだっけと思い出す)良い訳だった。が、二巻までしか出版されなかった。その後旺文社文庫自体が消えた。魯迅もプラトンも鴎外も漱石も私は旺文社文庫で読み、学んだ。 いつの日か箕浦訳が出ると確信していて3年が過ぎ、5年が過ぎ、10年が過ぎた。アリョーシャの歳にもなった。そしてその歳も過ぎた。しかたなく継ぎ接

    QuietLife
    QuietLife 2007/08/28
    読んでみたが、正直よく分からなかった。10年後くらいにまた読み直してみようかしら。
  • Passion For The Future: 視界良好―先天性全盲の私が生活している世界

    視界良好―先天性全盲の私が生活している世界 スポンサード リンク ・視界良好―先天性全盲の私が生活している世界 先天性全盲である著者が、聴覚、触覚、嗅覚をフル稼働させて、どのように世界を認識しているかを書いた。この表現が適切かどうかわからないのだが、”目から鱗が落ちる”記述の連続である。そして面白い。 生まれてから世界を一度も見たことがない著者にとって、見えないということは何かが欠落しているということではない。視覚ナシで全方位の世界認識を確立しているわけであり、その視界は常に良好なのである。 著者の日常生活の記述は、視覚アリの人にとっては、非日常であり、驚きと気づきの連続である。たとえば「目が見える人が絵を描くとき、目で捉えられないものは描かないという話は私にとって大きな衝撃でした」という一文から、世界認識の大きな違いが見えてくる。 このは、日々の生活や幼少時代を振り返った短いエッセイ

    QuietLife
    QuietLife 2007/08/01
    読んでみたい
  • 2007-04-05

    週刊少年サンデーは危機的状況である。去年の1年間で実売が100万部から80万部に落ち込んでいる。 サンデーを支える三人の支柱の一つ、藤田和日郎が講談社モーニングでシリーズ連載を開始する。おそらくクライマックスを迎えつつある犬夜叉が終わったらサンデーは終了するんじゃないかというぐらいの体たらくだ。 そこにようやくベテラン・西森博之が帰ってきた。しかもかなり良さそうな感じである。この作品自体がサンデーの売れ行きを伸ばすと言うことはないだろう……けれどもやはり着想力に優れた西森博之だけあって、おそろしく現代性のあるテーマを含む物語を語り始めた。 かつて週刊少年サンデー読者だった人、もうサンデーは駄目だと見きった人であってもぜひ一読を勧める。 そんなサンデー期待の新連載「お茶にごす。」を最速レビューする。 ■西森博之と少年サンデーの不良マンガのひな形 学校のマンガ研究会に置かれていると言われるサン

    2007-04-05
    QuietLife
    QuietLife 2007/04/08
    作者がそこまで考えているかは疑問だけど、おもしろいことはまぎれもない事実。
  • 武富健治『鈴木先生』→『鈴木先生』3巻の「解説」を書きました

    武富健治『鈴木先生』 ※ネタバレがあります ※『鈴木先生』3巻の「解説」を書きました 「その苗字が示す通り、鈴木先生はごく普通の人であり、ごく普通の人が、まるで『神』かその使徒であるような聖人君子として理想の教師像に気で向き合ったとき、どのような苦悩になるのか、この作品は見事に描き出している」(宮大人/毎日新聞夕刊06年10月31日付「マンガの居場所」)。 1巻が出て読んだとき、すでにネットでは話題になっていた。 面白い作品だとは思ったが、ネット評が「絶賛」にちかいものばかりだったのには違和感が残った。漫棚通信ブログ版が1巻について「この作品、フツーに、まじめに、リアルを描いてるだけに見えます」と淡々とした評価を書いたのに、親近感を覚えた。 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/index.html まず、ぼくが1巻のさ

  • ロリ漫画を淡々と評価するブログ【ろりたん】

  • 1