12月26日、ウクライナ政府は、同国版サンタクロースとされるジェド・マロースに扮して収入を得た人に対し、所得税を納めるよう呼びかけた。首都キエフで2008年12月撮影(2012年 ロイター/Konstantin Chernichkin) [キエフ 26日 ロイター] ウクライナ政府は26日、同国版サンタクロースとされるジェド・マロースに扮(ふん)して収入を得た人に対し、所得税を納めるよう呼びかけた。 国税当局によると、インターネット上に掲載された広告を調べた結果、首都キエフではクリスマスの時期に登場するジェド・マロースらに扮するエンターテイナーが、時給250─3500フリブナ(約2600─3万8000円)を稼いでいることが明らかになった。 当局は声明で、こうしたエンターテイナーたちについて、「納税の必要がある」とした。 ウクライナ政府は、90億ドル(約7700億円)に上る対外債務の支払いが