クラウド会計ソフトのマネーフォワードは26日、家計簿アプリなどの個人向け事業を同社から分離させ、新会社「マネーフォワードホーム」を設立したと発表した。新会社は今後、三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードから出資を受ける。11月にもマネーフォワードが三井住友カードに新会社の株式を140億円で売却する。その後、新会社が三井住友カードを引受先とする第三者割当増資を実施し、50億円
物流大手の日本通運が基幹システムの開発失敗を巡り、約124億9100万円の損害賠償を求めて開発ベンダーのアクセンチュアを訴えていたことが日経クロステックの取材で分かった。 日本通運の親会社であるNIPPON EXPRESSホールディングスは2023年1月、基幹システムの開発が当初計画に比べてさらなる開発コストの増加と開発期間の延長が見込まれることなどから、システム開発の断念を決定したと発表。2022年12月期の連結決算で154億円の減損損失を計上した。その後、日本通運は2023年7月12日、アクセンチュアを相手取って東京地方裁判所に提訴していた。 計5回の検査で大量の「不具合」 訴状によると、日本通運は航空輸送事業におけるグローバル共通基盤の構築を目的に、国内外のシステムを統一した「新・国際航空貨物基幹システム」を開発することとした。開発プロジェクトの開始は2017年4月25日。当初は3年
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