【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市内の繁華街、梨泰院のクラブを中心に新型コロナウイルスの集団感染が起きたことに関連し、これまでに検査を受けた人は全国合計で3万5000人に上っている。政府の中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長が14日、中央災難(災害)安全対策本部の定例会見で明らかにした。 このクラブに関連して感染が確認されたのは131人。その地域はソウルと京畿道、仁川の首都圏だけでなく、忠清北道と忠清南道、釜山、全羅北道、江原道、慶尚南道、済州島と広範囲にわたる。 一方、13日に国内で新たに感染が判明した人は29人だった。このうち20人が梨泰院のクラブとかかわりがあった。残り6人は市中感染、3人は海外からの入国者だった。 政府は、4月24日から大型連休明けの5月6日までに梨泰院一帯にあるクラブなどの遊興施設を来店した人に検査を受けるよう呼びかけている。 尹氏は「政府は動員で