2009年4月24日のブックマーク (2件)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第114回 『ザブングル』のドライさ

    ここ数日『ザブングル』を観返してみて「ああ、自分はこんなに『ザブングル』が好きだったのか」と思った。出来不出来を別にして、このタイトルが好きだ。エンディングの「乾いた大地」や、挿入歌「HEY YOU」を聴くと、生きる勇気が湧いてくるくらいだ。初見が学生時代であり、繰り返し観たから、思い入れが強いというのもあるのだろう。富野由悠季の監督歴にあっても、特殊なタイトルだと思う。彼らしさもあるのだが、その個性の発揮され方が、他の作品と違っている。 『ザブングル』についての話題は、前回で終わらせるつもりだったが、考えてみたら、まだ書いておきたい事があった。まず、『超時空要塞マクロス』との関係だ。両方とも、同じ年に放映されたロボットアニメで、三角関係がドラマの主軸になっており、しかも、両作品とも「文化」がキーワードになっている。三角関係に関して、主人公の男が煮え切らないのは同様だが、互いに距離をとって

    REBEKKA
    REBEKKA 2009/04/24
    「乾いた大地」はとても良い曲だと思う。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第113回 『ザブングル』の男と女

    数年前に、CSのチャンネルNECOの『ザブングル』をたまたま観て、20話「アコンは伊達男か?」に感心した。ジロンとエルチがベタベタしているのが嫌になったラグは、アイアン・ギアーを飛び出してしまう。劇中の言葉だと、家出ならぬ船出だ。船出したラグが出逢ったのは、アコン・アカグという大男だった。アコンはジロンよりも垢抜けなくて、女性に対して不器用。仕事に関しても、キッド・ホーラの手下という、バッとしない立ち位置だ。ではあるが、彼はラグにベタ惚れであり、ちゃんと女扱いしていくれる。おそらくは、女に尽くすタイプなのだろう。ラグは、そんなアコンを「悪い男じゃない」と思う。彼の無骨なところを可愛いとすら感じる(その感情を、ラグは「ジロンなんかと大違い。♪ルンルン」というセリフで表現する。時代を感じる言い回しだけど、その場面のラグのセリフとして「♪ルンルン」は悪くない)。 ここで描かれているラグの感情は、

    REBEKKA
    REBEKKA 2009/04/24