2013年12月22日のブックマーク (1件)

  • ケータイ至上主義が日本文化を壊す

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー 〔12月10日号掲載〕 マナーの良さで知られる日人も、携帯電話の力には逆らえないようだ。東京で地下鉄に乗ったり、通りを歩いたりするときには、携帯の画面に見入っている人々の間をスキーの回転競技のようにすり抜けなくてはならない。ネオンが輝く街なかでも、人々は暗闇の中を探るような足取りで歩き、周りに注意を払わない。外の世界が名刺サイズに縮んでいる。 ある朝早く、私は若い女性が子供を自転車に乗せて保育園に送っていく間に、携帯にメッセージを打ち込んでいるのを目撃した。彼女にとって携帯は、子供や周囲の人々より大事なもののようだった。 誰しも電車の中で、他人の電話の会話を聴かされるという不快な経験をしたことがあるだろう。他人のリビングルームに突然連れ込まれたような気分になる瞬間だ。 こうした行動は将来に影響を及ぼす。生物学者によると、人体はライフスタイルの変化に適

    REBEKKA
    REBEKKA 2013/12/22
    文内の音楽に対して言うならば、本を画面でつるりと読むか、頁の感触とともにその世界を進めてゆくかというのにも通じる気がする。