総務課長の座が急遽空くことになり、仕事ができる若手の主任を抜擢し、昇進の内示を出した。ところが、「課長になりたくありません」ときっぱり断られ、「どうしてもというなら会社を辞めます」とまで拒否されてしまったのだ。社労士に聞いたところ、最近はこのような相談が増えているという。最近、管理職になりたくない若年層社員が増えている理由とは?(社会保険労務士 木村政美) 若く優秀なC主任を、課長に抜擢したい <甲社概要> 従業員数300名の専門商社。 <登場人物> A:総務課長、40歳。 B:甲社の社長、50歳。 C:Aの部下で総務課第1チーム主任、32歳。 D:Aの部下で総務課第2チーム主任、38歳。 E:甲社の顧問社労士。 次の日の朝、A課長はB社長に、「私の後任となる総務課長にはC主任を推挙します。彼は仕事がよくできますし、人物も優秀。先輩、後輩関係なく皆に慕われています」 と持論を述べた。B社長

