ニセ科学とは何か 調査や議論が進めば変わる可能性があるが、とりあえずのまとめである。情報追加・事実関係の訂正など、あればお教え下さい。 「ニセ科学」という用語が使われ始めた経緯 科学っぽいが、科学ではないものを指す用語として「擬似科学」が使われてきた。この「擬似科学」の代わりに、「ニセ科学」という用語が広まるきっかけになったのは、菊地誠の講義やネット上の文書による。ニセ科学関連文書のリストを見ると、「ニセ科学」という単語が登場するのは、2003/02/17の「大阪府研究職職員研修会講演」のレジュメのタイトルからである。それ以前の文書には「ニセ科学」という単語は登場しない。 次に、菊地の文書から「ニセ科学」の定義について記述してある部分を抜き書きしてみる。 「科学とニセ科学」レジュメ(ver.2) 「この文書は大阪府研究職職員研修会 (2003/2/17 於マイドーム大阪) のために作成した