今から言うことは当たり前のことかもしれないけど、Blogというのは何というか、この社会のシステム論的な構造を如実に示しているのかもしれない。 ここで、システム論的な構造、と言ったのは、人間というのは「何かを主体的に独立で考えているように一見思えつつも、実は社会や他の自我(そしてそれを包括するシステム)に多大な影響を受けている」ということを表している。だから難解な「システム一般論」を思い浮かべる必要は一切ない。 何というか、個人が独立に「あること」を考えている、みたいなモデルなのではなく、極論を言うならば個人は「何も考えておらず」、パブロフの犬的な条件反射だけで動いている、のだと言えるかもしれない。 条件反射というと、何か単純な作用に聞こえて、「人間様は犬じゃないぞ!」みたいに思うかもしれないが、僕がここで言っているのは高度に複雑に絡まった条件反射である。だが基本は同じだ。 Blogで他人の