法も最初からそこにあるものではなく、永久に法が変らない訳でもない。 立法もあれば、改正や廃止もある。 現在の法が無批判に肯定されなければならないならば立法も改正も廃止も必要は無い。 それが有るという事は参照される「何か」が有るという事だと思う。 「何か」とは例えば倫理であったり宗教であったり時として経験や生活観だったりするのだと思う。 法やルールが「守るべきもの」として信頼され維持できるのはこれら支えるベースがあるからだと思う。 ベースになっている倫理なり宗教なり明文化されない規範がそこには横たわっていると思う。 今は治安の悪いところであってもかつては法が当然のように守られ治安がよかったところもあっただろう。 逆にかつては治安が悪かったところでも、今では法が守られ治安が回復されたというところもあるだろう。 法があったとしても、それが「あるから」治安・秩序が保たれているということでもない。
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