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ブックマーク / nakaosodansitu.blog21.fc2.com (3)

  • パワハラにおけるダブルバインド(二重拘束)の構造

    パワハラ管理職の実態―こうして部下は潰される」で書いたコントロールの仕方を「ダブルバインド」(二重拘束)という。 ★命令に従わないことを禁じる「第一次禁止令」------------------------ 先ず、「指示に従わないことを禁ずる命令」(第一次禁止令)が発せられる。 「こういうことは事前に相談しろ!(でなければ罰する)」というのが、それだ。 ミソは、条件があいまいなところだ。 ここでは、“こういうこと”とはどの程度のことなのか明示されていない。 明示されていないから、用心のためと思って相談に行くと、今度は 「そんなこともお前は自分で判断できんのか!」と罰が下ることになる。 つまり、条件をあいまいにしておくことで、結局全ての行動を罰することができる。 要は、徹底的に罰を与えて反抗する気を喪失させることが真の目的であり、その最終目標は、自分の思うとおりに動くロボットを作ることなの

    REV
    REV 2012/04/15
    「条件をあいまいにしておくことで、結局全ての行動を罰することができる。要は、徹底的に罰を与えて反抗する気を喪失させることが真の目的であり、その最終目標は、自分の思うとおりに動くロボットを作ること」
  • 「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)-3.怒れる絶対君主

    【秋葉原通り魔事件】 『母が事を告げると3人が部屋から降りてきて無言で卓を囲み、また各々の部屋に帰る。そんな毎日です』 ―卓の風景はその家族を現すというが、血の通わない光景である。1階に住む母親が、2階の個室に別々に暮らす夫と子どもに『事を告げる』。まさに、囚人を呼ぶ看守のごとくだ。夫婦連合もできていなければ、父子の間に世代間境界もないことが分かる。 このように、二人の大人がいるのに、その関係が対等ではなく、片方が完全に従属している場合、子どもたちは従わざるを得なくなる。ことに、男の子にとって父親は自分たちのモデルだ。そのモデルが黙って従っているのだから、自分たちも黙って従わざるを得ないのである。こうして、母親の権力は絶大なものになっていく。 母親が絶対権力を持っていたことを示すのが、前項の、加藤容疑者がまるで犬畜生のように扱われた事件である。彼は絶対権力者の前で、兄弟にも、父親(

    REV
    REV 2008/06/22
    「これほどの迫力で子をレールに乗せようとする場合、その母親の中には優秀な子どもに育てて自分の親から「自分が認められたい」という飢餓のあることが多い。」自分の親も、ちょびっとこんな感じ。まあ、放置だけど
  • 「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)-1.捨てられた兄と救われた弟

    週刊現代6/28号(日発売)にタイトルに掲げた弟の告白記事が掲載された。22歳の弟は次のように語る。 『被害者・遺族の方々に与えてしまった、想像を絶する苦痛、また、国民の皆さんに与えた不安を取り除くためには、謝罪だけではなく、事件に関して何らかの説明をすることが必要だと思いました“犯人”と同じ屋根の下で過ごした影響を説明することが、今回の凶行を起こした原因をひもとくきっかけになればと思い、この手記を発表することにいたしました』 『私の家の恥部をさらすことで、犯人が犯行に及んだ説明の一端になれば……。そのことが現在の私にできるすべてだと思っています』 真摯な姿勢で『原因をひもとくきっかけ』を提供してくれたのだから、そこから感じることを書いてみたい。 <秋葉原無差別殺傷事件> ★「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)---------------------------- 1.捨てられた兄と救わ

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