CONTAXの各製品群は京セラとツァイスとのやりとりによって企画立案されるという。 CONTAX G1の製品企画は京セラから行われたそうだが、レンズのラインナップを検討する段に来てホロゴンだけはツァイス側から提案されその熱意に京セラもラインナップに加えることにしたそうである。 もしかするとホロゴンだけがドイツ製造であるのはそれに関連があるのかもしれない。 それほどツァイス側がこだわった"ホロゴン"とは。 ホロゴンと言う名前はどこか特別な響きがある。 その名前はギリシャ語のホロスから来ていて、それは全体をあらわす言葉だと言う。つまり全てをうつす究極の超広角レンズであるというわけだ。 ぼくが今手にしているホロゴンはG1用の交換レンズである16mm f8というスペックのものだ。そしてそれはわずか125gしかない。 専用のケースに収められた姿はレンズと言うより宝石を思いおこさせる。 ホロゴンはプラ
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