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ブックマーク / db.10plus1.jp (1)

  • 視線と意匠──郊外ニュ─タウン試論 | 若林幹夫

    掲載『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容, 1994年05月01日発行) pp.116-123 I 現実としての模像 集合住宅の一大展示場である多摩ニュータウンのなかで、もっとも人目をひく場所の一つは、京王堀之内駅前の斜面に並んだ一群の住宅団地である。「ライブ長池」という名の全体計画に基づいて一九九○年に「街開き」が行なわれたというこの地域に立ち並ぶ、エミネンス長池、コリナス長池、コープタウン長池、ヴェルデ秋葉台といった折衷的な名を与えられた「ポストモダン」な団地群の特異な相貌は、京王堀之内駅を中心とする駅前施設、VIA長池のガウディ調のデザインと共に、初めて訪れる者に相当の驚きを与える。 何に驚くのかと言えば、第一には言うまでもなく、これまでの「団地」や「集合住宅」のイメージとは大きく異なるこれらの団地のデザインにである。パステ

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