スロバキアのセキュリティ企業ESETは2016年10月26日(現地時間)、公式ブログ WeLiveSecurity.comでWebカメラのセキュリティ問題を取り上げ、注意を呼び掛けた。以下、内容を抄訳する。 米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)が2016年6月、自身のFacebookに投稿したある写真が話題を呼び、Webカメラのセキュリティやそれに関連する脆弱(ぜいじゃく)性の認知度が高まった。その写真に写っていた同氏のものとされるMacBookは、内蔵Webカメラのレンズとマイクがテープでふさがれていたからだ。 Webカメラに関するセキュリティ問題は、ネットワーク化が進み、あらゆるデバイスがインターネットに接続されつつある現在、今後、さらに深刻化しそうだ。ザッカーバーグ氏の投稿が、期せずしてWebカメラのセキュリティへの関心を高めることになったのは、歓迎すべき